Expense Report (2)

 Expense Report開発の第1段階は、バージョン0.4.0として2007年10月に完了した。同年9月に開発を初めて、約1ヵ月である。この時点までにデータを入力・管理する機能が出来上がり、アプリケーション単体で使う機能はほぼ網羅できた。目標の一つであった多言語対応の部分でも、日本語・英語・繁体字中国語をサポートした。
 このバージョンまでは、KDDIの旧Java仕様であるezplus機種でも動かすことができる。ただし、Jarファイルのサイズが大きいので、一番最後の規格だったPhase 3にのみ対応している。
 費用項目を入力する際の費目選択などはChoiceGroupのリストが長くなるので、MIDP-1.0の端末上で動いているときのみラジオボタンを使ったリストで表示して、MIDP-2.0以降ではポップアップ式のリストで表示するようにしている。これについては後日別の項目を立てる予定である。