FreeBSDにRedmineをインストール（FreeBSD+nginx+thin+Redmine+SQLite3）

　これまでRedmineを動かしていたPCのディスクがクラッシュしてしまったので、別のPCにFreeBSDとRedmineをインストールし直すことにした。

　今回の環境は、次の通り。

• FreeBSD 8.0-RELEASE
• nginx 0.7.62
• SQLite3-3.6.23.1_1
• Redmine 0.9.5
• thin 1.2.7
• Ruby 1.8.7.160_4,1
• RubyGems 1.3.5
• Rails 2.3.5
• Rake 0.8.7
• Rack 1.0.1

　どれもportsやgemを使って簡単にインストールすることができる。*1

nginx

　ウェブサーバーには今回もnginxを使うことにした。portsを使ってインストールする。

SQLite3

　バックエンドのデータベースにはMySQLでなくSQLite3を使うことにした。これもportsを使ってインストール。

RedmineとRuby

　portsを使ってRedmineをインストールすると、必要なRuby関連のファイルもインストールされる。RailsとRack、thinはgemを使ってインストールする。

# gem install rails -v=2.3.5
# gem install rack -v=1.0.1
# gem install thin

　次に、バックエンドにSQLite3を使うよう、/usr/local/www/redmine/config/database.ymlの設定を変更する。

production:
  adapter: sqlite3
  dbfile: db/redmine.db
  timeout: 5000

　Redmineのインストールガイドに従って初期化を行う。

# RAILS_ENV=production rake config/initializers/session_store.rb
# RAILS_ENV=production rake db:migrate
# RAILS_ENV=production rake redmine:load_default_data

　組み込みのウェブサーバーを使って動作を確認。

# ruby script/server webrick -e production
# links http://localhost:3000/

　これでひとまずインストールは完了した。nginxからthin経由でRedmineに接続する設定は次回。

*1:事前にportsコレクションの更新を済ませておくこと。