ソニー・エリクソン T610

 ブログの更新が滞ったときに苦し紛れにポストする携帯電話シリーズ。今回はソニー・エリクソンのT610。この辺りまで来るとご存知の方も多いのではないだろうか。ソニー・エリクソンが2003年に放った大ヒット製品で、筆者にとっては、CMD-J70の置き換えとして期待していたZ700*1がキャンセルになったため、待ちに待った機種である。ソニー・エリクソンJava第1世代に属する機種で、DateFieldのタイトルが1文字欠けてしまうのはご愛嬌だ(本来「Date」と表示されるべきものが「ate」と表示されている*2)。


 GSMトライバンド、GPRSに対応し、USBケーブルやIrDABluetoothでPCのモデムとして使うことができた。それまでのソニー・エリクソン機と同様、SMS、EMS、MMSの他にPOPメールもサポートしていた。カメラも搭載しており*3、いわゆる「全部入り」機種だった。


 エリクソンの仕様を引き継いだコネクターエリクソン時代のアクセサリーがそのまま利用できる。


 メニューはT68のデザインを踏襲し、現在まで基本的に変わりはない。ドイツT-Mobile向けの端末(SIMロックなし)を購入したので、メニューにT-Mobile専用の項目がある。*4

*1:http://www.gsmarena.com/sony_ericsson_z700-327.php

*2:ファームウェアバージョンR1A081。発見した当時、"'D' was eaten." と、くだらないダジャレを言っていたのは内緒である。

*3:もちろん、画素数、画質とも、当時の日本製の携帯電話に比肩しうるものではなかった。

*4:つまり、通信事業者の独自サービスとSIMロックは必ずしも不可分というわけではないのだ。