エリクソン T39m

 この機種も取り上げられる機会は多くないと思う。

 ソニー CMD-J70の次に購入したGSM携帯電話。アメリカに行くことが決まり、トライバンド対応機種が必要になったために購入した。しかし、当時はアメリカ国内のGSMカバレッジがさほど良くなく、保険のつもりで持って行ったauのグローバルパスポートの方が役に立った。

 フリップを開いたところ。通話キーと終話キーがソフトキーを兼ねる。


 左側面。パルディオ203Sを中心線で割って、後ろ半分を捨てたようなイメージ、と言って通じるだろうか?
 アンテナ付け根付近についているスライドスイッチで音量を調整する。待ち受け時にこのスイッチを動かすと、電話機の状態を表示する。その機能は最新の機種まで受け継がれているが、表示される内容はずっと多くなっている。


 GPRS対応。IrDABluetooth付き。SMS、EMSの他にPOPメールもサポートしていた。機能的にはJ70より優れていたと言えるが、結局、GSM900/1800が使える地域では音の良かったJ70を使い続けた。


 底部のコネクターソニーと合弁後もこの仕様が生き残った。